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『翻訳パラダイス通信』〜翻訳で儲ける!〜 Vol.8 2004/3/29
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『先行投資が財産になる』
今の私の仕事環境。
ハードは、PC3台とノート2台、OSはWin98からXPまである。
Tradosやその他の重いソフトをたくさん立ち上げていてもフリーズ
しないようにメモリも増設してある。
FAX、スキャナ、コピー機能を備えた複合機は2年ほど前に買った。
ソフトは、まだまだ欲しいものはたくさんあるが、
電子辞書はどのPCにも8冊ずつ入っているし
(もっと入れている人もいる)、
紙の辞書や本でいうと、大辞典や文法書、半導体の専門書のほか、
医学、経済、機械、法律など、とりあえず基本のものは
揃えてある。
今の書籍代はだいたい月2〜3万といったところだ。
最近は「IT」とか「契約」とか一言でいってもいろんな要素が入ってくる
ので、身の回りにいろんな「とっかかり」をつくっておくことが
意外な場面で役に立つ。
フリーになった頃、私がもっているものといえば、
高校生が使うような辞書数冊だけだった。
いくらなんでもそれでは産業翻訳者としてやっていけないので、
とりあえずNECの98とコピー機を買ったのがその頃。
まだ収入も安定してない時分だったが、
翻訳会社から「○○ソフトはもってますか?」と聞かれたら、
もってなくても「もってます」とハッタリをかまして電器店に走り、
「○○分野は大丈夫ですか?」と聞かれたら
「だいじょーぶです」とオオウソをこき(ごめんなさい)、
書店に走って本を買い込んできては勉強した。
そうしてハードもソフトも少しずつ増えていった。
3万しかもらえない仕事に3万の辞典を買って
「あーあ」と思ったこともあった。
初期のTradosを、それこそ清水の舞台から飛び降りるような気持ちで
(大袈裟か・・・)20万で買い、半年程しかもたなかったこともあった。
でも、今となってはどれも無駄ではなかったと思う。
無駄ではなかったと思うのは、これらそのものが財産になっていると
同時に、買い揃えていく過程で、いろんな人や会社との縁が
生まれたからだ。
私にはこれといった学歴もコネも能力なく、
自分のところに来たチャンスを一つ一つつかんでいかなければ
「次」がなかった。
今でも長くお付き合いいただいている翻訳会社は、その必死な頃の私に
声をかけてくれた会社である。
最後に、よく聞かれる「Tradosなどのツールを購入すべきかどうか」
だが、迷っているということはそれに関係した分野を目指している
のだろうから、迷わずに買った方がよいと思う。
(念のため付け加えるが、ツールがいらない分野もたくさんある。)
もちろん、ツールを買えば仕事がじゃんじゃん来るほど甘くは
ないけれど、お客さんが「使って欲しい」と言っているのに
「まだ迷ってます」では、その時点でアウトだ。
マグロを置いてない寿司屋と同じである。
基本のネタは、そろえておこう。
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【発行者】翻訳パラダイス管理人Patty
(ロックエンジェルリミテッド 代表取締役 結城 真悠)
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