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『翻訳パラダイス通信』〜翻訳で儲ける!〜 Vol.22 2004/7/5
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『三流というなかれ』
翻訳を批評するサイトがいくつかある。
批評の内容に賛成するかどうかは別として
原文と訳文をちゃんと対比させて批評しているサイトは
いつ見ても感心する。
こういうサイトの運営者はたいてい同業者である翻訳者だ。
世に出ている翻訳を、原文と突き合せて
自分の言葉で批評できる勇気と実力をもった人たちである。
一方で、原文を読みもせずに「三流翻訳者」だと
翻訳者を非難する批評家モドキもいて
一流といわれる人の翻訳ならオールオッケー
無名の翻訳者ならちょっとのことで三流と決め付ける
そのバイアスがかった評論ともとれない感想文を
勝手に私の元に送りつけるのはやめて欲しいと
日々思うのである。
そういう場外からの雑音は無視すればよいだけだが
当の翻訳者の中に
「私は三流翻訳者です」
とネット上で自己紹介する人がいる。
日本人の美徳である謙遜だろうが、
言葉で言うのと文字で書くのとでは伝わり方が違うので要注意。
ひとたび「三流翻訳者」と書いてしまえば
人々の頭の中に記憶されてしまい
実際に翻訳を見てもらったわけでもないのに
その記憶が評価となってついて回る。
「オイラは一流だ」と書く人にはお目にかかったことはないが
本心にせよそうでないにせよ
「三流です」と自ら決め付けてしまうよりはずっといいし
そういう人が出てくれば面白いと思う。
そもそも「二流」とか「三流」というのは
自分を他人と比較するから出てくる言葉なのだ。
意味のない比較は「場外」の人に任せておけばいい。
翻訳者としての自分が
10年前より、去年より、昨日より
ステップアップすることが
誰の評価に惑わされることのない自信につながるのです。
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【発行者】翻訳パラダイス管理人Patty
(ロックエンジェルリミテッド 代表取締役 結城 真悠)
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